オーナーは宇宙人  

ナカディのひみつ

なんだか、勢いで
とびら、EUMOギフトグループに参加している山本です。

2020年は、いろ~~んな常識というか、あって当たり前が、どんどん強制終了されました。強制終了があったおかげで、必要なモノ、必要とされるコトは逆に鮮明になり、人もお金もそのポイントに集中するようになりました。だから、万人平等に不況ではないし、某感染症の影響がマイナスに出ているわけではない。

では、どんなところに集中しているのか?と考え観察した時に見えてきたものがあります。

それは、この状況でヒトやモノやコトが集中する 場 の中心には、必ず、惜しみなく、心から与え続けている人がいるという事実。

そうして、その人の共通項は、視点がとてつもなく高く、視座が広い。

例えていえば、
宇宙から地球を見下ろすぐらい。それぐらい、高度な位置関係から今ここを見ている。

例えば、
このとびら オーナーの中田俊という税理士は、毎月大赤字にも関わらず、シェアオフィスを運営し、ニコニコと、時にヘラヘラと笑っている。

実際メンバーのお子様の中には、本気で中田俊は宇宙人!と信じる小学生もいらっしゃるとか(;'∀')

そういう彼を金融機関も、ファンドも暖かく見守り、応援し、なんなら案件を持ち込んでいる。

ほんの数年前ならあり得ない「事例」彼の中には、確信があって、与えれば、確実に、時期の形はわからねど、還ってくるエネルギーが存在する。
普通に考えれば、盤石の経営基盤を築き上げ、ゆるぎない収益源をもち、それらがあるから、与えられるし、与え続けられることは可能となる。

ごくまれにそう言った美談に近い魂に聞く話。
し・か・し、彼の稀有なところは、税里として、駆け出しで盤石の経営基盤など持たない時期から、与え続けていた。

なんなら、京都駅から西院まで、220円のバス代を節約して歩いた時期でも、ニーズを汲んだ「勉強会」を手弁当で開催し続けたり、借金をして全国の「よい会社」への訪問行脚するなど、はっきり言って、「信じられない」行動の連続。

けれど、
だからこそ、
その当時に培った、信頼・信用という見えない「資産」が積み重なって、毎月、大赤字(本人談)のシェアオフィスを抱えていても融資が通り、一目置かれ、人が集まる。

そして、いわゆる都市の中心地から既存のビジネスモデルのお店が撤退し始めた今、なぜか人や米や野菜が集まり、徐々に売り上げが拡大している。

税理士なのに、事業計画を信じておらず(笑)
書いた通りに進捗した事業なんて見てことない、と言って笑う。
(まぁ数字だけ並べたやつは確かにそうです)

彼と対話を重ねるうちに見えてきたものがあって、それは
与えれば、還ってくる、その更に先にある、惜しみなく与えられる彼の「設定」があった。

それは、
僕たちはすでに「もらい過ぎるほど、貰っている」 
という世界観

220円のバス代を節約していた時期でも、そう思っていたと。
それは、確かに、今、私たちが居る世界は戦争もなく、奪い合いもなく、大きな災害にも見舞われず過ごせている。
そして世界を見渡せば、すぐ気づくこと。戦争がなく、奪い合いもなく、水道をひねれば水が出て、ボタンを押せば灯りが灯る。
それが当たり前の社会で生きていることが、どれほど有難いか。

彼は、220円払ってバスに乗った時、素直に「バスすげ~」と感動した、と言ってました。
こんな金額で、こんな距離まで自分を運んでくれるんだ!と。

市バスは京都市民にはあまりありがたみが浸透してなくて、時間通り停留所について「当たり前」なんなら、「混んでる」とか、「運転手態度が悪い」、とかが話題になることはあっても、
220円払えば目的地に運んでもらえる、それを素直に「すげ~」と感動し、こんな与えられている、だからもう自分も世界に対して、還してゆくのは当たり前、という、与える動機の一つにしてしまえる感性。

市バスが走っていることよりやっぱりスゲーよ。その感性。

この世界観、
与え続ければ、枯渇する、ではなく、与え続ければ、更に与えるエネルギーの循環が大きくなり、有形無形にそれをキャッチする、自分が成長し成功する。

そして与える目的は自分の成功ではなく、相手に利益を与えることであり、悦ばれること、ただそこ。
どこまで利他です。

2020年は世界の当たり前が崩れた一年。
おそらく2021年もこれまでの常識がさらに通用しない一年になるかと思います。
経営者と社員の垣根が限りなくなくなり、個人としてどのような個性を発揮し、経済力より影響力を持つかが、重要になる時代の到来です。

その時、既に与えられているものに気付き、与えるにシフトする生き方が時代の波になるポイントなのかもと、
中田俊という税理士、経営者、宇宙人の生き方を観察しながら思うのです。

みなさまの一年の締めくくりと
2021年を構想される際のヒントになれば、幸いです。

 

とびらの日常

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